リフォーム時期の目安
2025年05月29日
お役立ち情報・コラム
「うちはまだリフォームしなくても大丈夫かな?」
そう思っている方も多いかもしれません。
でも実は、家は築年数によって“リフォームのタイミング”があるんです!
今回は、築年数ごとにチェックしたいリフォーム内容をわかりやすくまとめました。
大切な住まいを長持ちさせるために、今の状態を見直すきっかけにしてみてくださいね。
築5〜10年目|まずは点検&プチ修繕からスタート
この時期はまだ大がかりなリフォームは必要ないことが多いですが、
細かい不具合や劣化のサインが出始める頃です。
✅ チェックポイント
- 壁紙(クロス)の汚れ・はがれ
- 蛇口などの水まわりの劣化
- 外壁や屋根の目視点検(ヒビ・色あせ)
放っておくと劣化が進行しやすくなるので、小さな修繕を早めに行うのがポイントです。
築10〜15年目|外まわりと設備のメンテナンス時期
この頃になると、家の「外まわり」や設備機器にメンテナンスが必要な時期に入ります。
✅ チェックポイント
- 外壁塗装の塗り替え
- 屋根の防水工事
- 給湯器や換気扇の交換
- トイレ・浴室の設備点検
特に外壁塗装は劣化が進むと雨漏りの原因にもなるため、
10〜15年を目安に検討するのがおすすめです。
築15〜20年目|水まわりの本格リフォームを考える
水まわり設備は、使用頻度が高いため劣化も早い場所。
快適さや安全性を考えると、15〜20年目でのリフォームが理想です。
✅ チェックポイント
- キッチン・お風呂・洗面台の入れ替え
- フローリングの張り替え
- 壁紙の全面リフレッシュ
この時期にしっかりリフォームすることで、生活の質がぐっと上がります。
築20〜30年目|ライフスタイルに合わせた住まいへ
お子さんの成長や、両親の介護、自分たちの老後を見据えて
家の使い方が大きく変わるのがこのタイミングです。
✅ チェックポイント
- 間取り変更(和室→洋室など)
- 断熱・耐震の強化
- バリアフリー化
暮らしの変化に合わせて、「今の家をどう活かすか」を考えるリフォームが有効です。
築30年以上|フルリフォーム or 建て替えを検討
築30年を超えると、住宅設備の寿命がほぼ尽きる頃です。
配管や構造の老朽化も進むため、家全体を見直す必要があります。
✅ チェックポイント
- 床下や配管の腐食
- 電気配線や分電盤の見直し
- 家全体の耐震性チェック
建て替えとフルリフォーム、どちらが良いかは費用・今後のライフプラン・土地の条件によっても変わります。
築年数別チェック表
築年数 | 主なチェック項目 |
---|---|
5〜10年 | クロス、水まわりの劣化、簡易点検 |
10〜15年 | 外壁塗装、屋根、防水、給湯器 |
15〜20年 | 水まわり設備、床・壁のリフォーム |
20〜30年 | 間取り変更、断熱・耐震、バリアフリー |
30年〜 | フルリフォーム or 建て替え検討 |
さいごに|「うちはまだ平気」で済ませないために
家は「目に見えない部分」ほど、劣化が進んでいることもあります。
築年数だけでなく、「最近気になること」や「家族の変化」もリフォームのタイミングです。
「我が家はどこを見直せばいいんだろう?」
そんな方は、お気軽にご相談ください😊
お住まいの状況に合わせて、ぴったりのご提案をさせていただきます!
この記事の筆者
住まいる工務店
「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。
保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士