台風被害と火災保険
2025年09月04日
お役立ち情報・コラム
毎年のように発生する台風。屋根や外壁、雨漏りなどの被害が心配ですが、「火災保険で修理できる」 ケースがあることをご存じでしょうか?
ここでは、台風による被害と火災保険の適用範囲、申請の流れについてご紹介します。
火災保険で補償される「台風被害」とは?
火災保険は「火事」だけでなく、台風・強風・豪雨などによる自然災害も対象となるケースがあります。
✅ 適用されやすい被害例
- 屋根瓦やスレートの破損・飛散
- 雨樋の破損・外れ
- 外壁や塀の破損
- 窓ガラスの破損(飛来物による割れ)
- バルコニーやカーポート屋根の破損
- 雨漏り(屋根や外壁の損傷が原因の場合)
⚠️ 注意:老朽化や経年劣化が原因の場合は、火災保険の対象外となります。
火災保険が適用されにくいケース
- 雨漏りの原因が「築年数や経年劣化」だった場合
- 補修工事を長年行っていなかった場合
- 地震や地盤沈下による被害(地震保険の対象)
👉 「自然災害による突発的な被害」かどうかが判断基準になります。
火災保険申請の流れ
- 被害を発見したらすぐ写真を撮影
- 保険会社または代理店に連絡
- 書類を提出(被害状況・修理見積書など)
- 保険会社の調査員が現地確認
- 保険金が支払われる → 修理工事へ
※スムーズに進めるために、施工会社に「見積書」や「被害報告書」を依頼するケースも多いです。
修理できる範囲と実例
【例1】台風で屋根瓦が飛んだ → 火災保険で屋根修繕費を補償
【例2】強風でカーポート屋根が破損 → 保険で交換工事が可能
【例3】外壁の一部が剥がれ落ちた → 保険金で外壁補修
👉 実際に「自己負担ゼロ」で修繕できた事例もあります。
まとめ
台風による住宅被害は、自己負担で修理しなくても 火災保険を活用できる場合が多い です。被害が出たら放置せず、まずは記録・相談をしてみましょう。※保険会社や補償内容により異なりますます。
当社でも「火災保険申請用の見積書作成」や「修理工事のご相談」を承っております。お気軽にお問い合わせください。
この記事の筆者
住まいる工務店
「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。
保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士