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外壁塗装を検討すべき時

2022年12月22日

お役立ち情報・コラム

「外壁塗装ってどのタイミングでするのがベスト?」と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。

一戸建ての家やマンションなど、住宅を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが必要です。
こちらでは、外壁塗装をするべき時期や、施工に適した季節について解説していきます。 外壁塗装のタイミングに迷われている方はぜひご参考になさってくださいね。

外壁塗装の時期は10年が目安

外壁塗装は、前回の塗装から10年後に行うのが目安であるといわれています。なぜなら、外壁材の防水機能は、ほとんどの場合10年以内に低下してしまうからです。

現在、日本の住宅の外壁材として主流になっているのが窯業系サイディングボードです。窯業系サイディングボードはセメントからできており、耐水性はありません。

その為、工場から出荷する際に防水加工を施しますが、この防水機能がだいたい10年以内で効果を発揮しなくなるのです。

耐水性が低下した外壁材を放置していると、雨や紫外線が外壁材の内部まで浸入し、住宅の劣化が進みやすくなります。こうした事態を防ぐために、およそ10年を目安に外壁を塗装してメンテナンスするのがおすすめです。

外壁塗装を検討すべき6つのサイン

仮に10年経っていない場合でも外壁塗装が必要になるケースも少なくありません。ここからは、外壁塗装をするべき6つのサインについてご紹介します。

色褪せ(緊急性:低)

外壁の色があせてきていれば、塗膜が劣化し始めているサインです。緊急性は高くありませんが、早めに外壁塗装をしたほうがよい状況といえます。

コケの発生(緊急性:中)

外壁の表面にコケや藻が発生している場合も、塗膜の劣化が始まっているサインです。応急措置としては、スポンジや漂白剤などで簡単に洗い落とせますが、範囲や状態が深刻な場合は外壁塗装を検討しましょう。

チョーキング(緊急性:中)

外壁に手を当てたとき、白っぽい粉がつくことをチョーキング現象といいます。雨風や紫外線などの影響で塗膜が劣化することでこの現象が起こるようになります。そのままにしておくと壁のひび割れが生じる可能性もあるので、出来るだけ早いうちに対処しましょう。

塗膜の剥がれ(緊急性:高)

塗膜の剥がれを見つけた場合、早急に外壁塗装をする必要があります。放置すると深刻なひび割れなどに発展するおそれがあるので、業者に連絡を入れて点検してもらいましょう。

ひび割れ(緊急性:高)

外壁がひび割れているのを見つけたら、すぐにメンテナンスを検討しましょう。特にひび割れの幅が0.3mm以上ある場合、住宅全体の強度が低下してしまうおそれがあり、早急なメンテナンスが必要となります。

シーリング部分の劣化(緊急性:高)

サイディングボード同士の境目や窓のサッシ周辺といったシーリング部分に亀裂が入っている場合なども、外壁塗装を検討すべきサインです。雨水や紫外線の侵入を防ぐためにも、メンテナンスをおすすめします。

外壁塗装に適した季節は?

外壁塗装は一般的に、気温5℃以上かつ湿度80%以下の環境であればどの季節でも可能です。しかし、季節によっては塗装しづらくなる条件もあるため、季節ごとのメリット・デメリットをあらかじめ押さえて検討すると安心です。

春は降水量が少なく湿度も低めであり、塗装が乾きやすいため外装塗装の繁忙期といわれています。ただ、人気のシーズンゆえに、早めのご予約とスケジュールの確保をおすすめします。

梅雨

梅雨の時期は湿気が多く、閑散期にあたるため比較的待たずに依頼できます。しかし雨の日が多いため、工事期間が延長する可能性があります。

夏は気温が高いので、塗料が乾きやすく作業もスムーズに進んでいきます。しかし、養生のために窓を閉め切る必要があり、部屋のなかが蒸し暑くなるというデメリットがあります。

秋は湿度が低く塗料も乾きやすい季節です。気候の良さと年内に工事を完了させたい方も多い事で予約も増えるため、こちらも早めのご予約がおすすめのシーズンです。

冬も湿度が低いため、塗装に適した季節です。ただし日照時間が短いため、夏場に比べて作業できる範囲がせまくなるおそれがあります。また積雪や霜などがある地域ですと、天候による影響にも注意が必要です。

 

今回は、外壁塗装に適した時期や季節について解説しました。ひび割れやチョーキングなどに気づいたときは、なるべく早めに対処する必要があります。住宅を長持ちさせて快適な生活を送るためにも、業者への早めの相談が安心です。

住まいる工務店は、地域密着型のリフォーム専門店であり、常にお客様の目線に立ったサービスを提供しております。戸建てからアパートまで豊富な実績があり、外壁塗装の依頼も幅広く請け負っております。

費用や日程などのご相談も随時受け付けておりますので、小さな事でもぜひお気軽にご連絡ください。

この記事の筆者

住まいる工務店

「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。

保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士

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