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暑さ寒さの原因は“窓”だった?窓断熱の基礎知識と対策

2025年06月27日

お役立ち情報・コラム

|なぜ“窓”が重要なの?断熱のキホンから

住宅の中で、熱の出入りが最も多い場所は“窓”です。
夏は外からの熱の約70%が窓から侵入
し、冬は室内の熱の約50%が窓から流出すると言われています(※出典:省エネ住宅推進機構など)。

つまり、どれだけ断熱材を入れても、窓が“スカスカ”では快適にならないということ。
だからこそ、「窓の断熱性能を高めること」が、快適で省エネな住まいづくりのカギになります。

|断熱性の低い窓、放っておくとどうなる?

☑ 冷暖房の効きが悪い(電気代がかさむ)
☑ 結露がひどくてカビが発生
☑ 窓際が夏は熱く・冬は冷える
☑ 外の音が気になる(防音性が低い)

これらは、“窓断熱”でまとめて改善できるケースが多数です。

|窓断熱の具体的な方法は?

① ガラスを交換する(単板 → 複層・Low-E)

古い窓でよく見られる「単板ガラス」は、断熱性がとても低い素材。
複層ガラス(ペアガラス)に替えるだけでも、体感温度が大きく変わります。さらに、ガラスの内側に特殊な金属膜を入れたLow-E複層ガラスなら、遮熱・断熱効果が高まり、夏冬ともに快適です。

② サッシごと交換する(アルミ → 樹脂 or ハイブリッド)

断熱性はガラスだけでなく、サッシ部分にも大きく影響されます。
→ アルミは熱を通しやすいため、樹脂サッシやアルミ樹脂複合サッシへの交換がおすすめ。結露対策にもなります。

③ 内窓を追加する(二重窓)

今ある窓はそのままに、室内側に“もう1枚”窓を設置する工法。
→ 工期が短く・費用も比較的抑えられ、断熱・防音・結露対策に効果的。
YKK AP「プラマードU」やLIXIL「インプラス」など、人気製品も多数あります。

|補助金も活用できます!

現在、国の補助制度「先進的窓リノベ事業」などにより、
内窓設置や高性能ガラスの交換で、最大50%相当の補助金が受けられるケースも!
(対象製品・工事内容に条件あり。詳しくはご相談を)

|まとめ:窓を変えると、暮らしが変わる

✔ 夏の冷房がよく効くようになる
✔ 冬の寒さがやわらぎ、結露も軽減
✔ 光熱費の節約に!
✔ 防音性・防犯性アップで安心

「壁や床をいじる前に、まずは“窓”の見直しからはじめてみませんか?」

この記事の筆者

住まいる工務店

「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。

保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士

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