【完全版】屋根リフォームの基礎
2025年05月15日
お役立ち情報・コラム
屋根は日々、雨・風・紫外線・雪などの自然の影響を一番受ける場所。
でも、住んでいると普段見えない場所なので「気づいたら劣化していた!」ということも少なくありません。
→ 放っておくと「雨漏り」や「構造の腐食」にもつながるため、早めのチェックとメンテナンスが重要です。
屋根ってどれくらいでリフォームするもの?
屋根材の種類 | 点検・メンテナンスの目安 |
---|---|
スレート(コロニアル) | 約10〜15年で塗装、20〜30年で葺き替え |
ガルバリウム鋼板 | 約20〜30年でメンテまたは葺き替え |
瓦屋根 | 40年〜、ただし漆喰や下地の補修が必要になることも |
→ 築10年以上の家は、一度プロの点検を受けるのがおすすめです。
屋根リフォームにはどんな方法がある?
方法 | 内容 | 特徴 |
---|---|---|
塗装 | 表面の塗り直し | 比較的安価。防水・美観アップ |
カバー工法 | 既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる | 費用と工期のバランスが良い。条件あり |
葺き替え | 既存屋根を撤去して全面交換 | 長持ち&安心。費用と工期はややかかる |
価格を左右するポイント
屋根材の種類
- スレート(コロニアル):安価で一般的
- ガルバリウム鋼板:軽量で耐久性◎やや高め
- 瓦:重く高価、下地補強が必要な場合も
屋根の形・面積
- 勾配(傾き)が急だと足場代や作業費が増加
- 複雑な形状(切妻・寄棟・片流れなど)も費用に影響
足場の有無
- 足場代は約15〜25万円が相場
下地の状態
- 屋根材をはがしてみないとわからない
「野地板の腐食・劣化」があると追加費用が発生
こんなパターンは要注意!
- 「一式〇〇万円」とだけ書かれた見積もり(内訳が不明)
- 異常に安い場合、材料や工事の質が不安
- 飛び込み営業などで急かされる場合は、相見積もりをおすすめ
費用を抑える方法も!
- 外壁塗装と同時に屋根塗装 → 足場代が1回で済むのでコストダウン◎
- 自治体の補助金制度を活用できる場合も(※要確認)
📝まとめ:安心できる屋根リフォームのために
- 築10〜15年以上経っているなら、まずは点検&見積もり
- 家の状況にあった方法を選ぶことが、結果的にコストを抑える近道です!
弊社では、「1級建築施工管理技師」「1級塗装技能士」「雨漏り診断士」「リフォームスタイリスト」といった資格保有者が多数在籍。安心したご相談下さい!
この記事の筆者
住まいる工務店
「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。
保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士