“窓と換気”の見直しポイント
2025年12月24日
お役立ち情報・コラム
冬になると増える
「窓がびっしょり濡れる」
「カーテンや窓枠に黒い点…」
それ、結露が原因かもしれません。
結露を放置すると、カビ・ダニ・建材劣化につながります。
結露はなぜ起きる?
【結露の基本メカニズム】
結露は、
室内の暖かい空気+冷たい窓が触れることで発生します。
特に、
- 単板ガラスの窓
- アルミサッシ
- 気密性の低い住宅
では、窓が冷えやすく結露が起きやすい状態です。
結露が起きやすい家の特徴
✔ 窓ガラスが一枚ガラス
✔ 窓枠がアルミ製
✔ 換気をあまりしない
✔ 室内干しが多い
✔ 加湿器を使っている
湿気+冷えが重なると、結露は一気に増えます。
放置すると起こるトラブル
結露は見た目の問題だけではありません。
- 窓枠・クロスのカビ
- 木部の腐食
- カーテンの黒ずみ
- アレルギーの原因
「拭いてもすぐ戻る結露」は、根本対策が必要なサインです。
結露・カビ対策リフォーム 3選
内窓(二重窓)の設置
最も効果が高い対策です。
- 窓の表面温度が上がる
- 結露が発生しにくくなる
- 断熱・防音・省エネ効果も◎
既存の窓の内側に取り付けるため、工期は1窓あたり約1時間。
換気扇・換気システムの見直し
湿気は「溜めない」ことが重要。
古い換気扇の性能不足、換気経路が確保されていないといった場合、換気扇の交換・増設で湿気を効率よく排出できます。
特に、洗面・脱衣所、寝室、北側の部屋は見直しポイントです。
除湿・防カビクロスの採用
内装からの対策も効果的。
- 湿気を吸放出する調湿クロス
- 防カビ・抗菌性能付きクロス
結露が起きやすい壁面に使うことで、カビの発生を抑制します。
| 場所 | 有効な対策 |
|---|---|
| リビング | 内窓+計画換気 |
| 寝室 | 内窓+調湿クロス |
| 洗面・脱衣所 | 換気扇交換 |
| 北側の部屋 | 内窓+除湿クロス |
まとめ
結露・カビ対策は、
「窓」と「換気」を同時に見直すことがポイントです。
- 拭くだけの対策から卒業
- 家を傷めないための予防リフォーム
- 健康的で快適な室内環境へ
結露やカビでお困りの方は、住まいに合った対策をご提案できます。お気軽にご相談ください。
この記事の筆者

住まいる工務店
「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。
保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士
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