NEWS

お知らせ

外壁塗装の見積りで確認すべきチェックポイントについて解説

2021年12月02日

お役立ち情報・コラム

戸建住宅の外壁塗装は、建物を維持していくうえで重要なメンテナンス工事のひとつです。また、10年サイクルの工事内容になるため、施工品質や工事内容にも注目していかなければなりません。

しかし、いざ見積もりを依頼しても専門性の高い項目も多いため、どのような部分に注意しなければならないのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、外壁塗装工事の見積もりを依頼した際に、確認しておきたいチェックポイントを初心者の方にもわかりやすく解説します。これから工事を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

外壁塗装の見積りを依頼する際の注意点

外壁塗装の工事をする際に、もっとも注意しなければならないポイントは、「工事業者の選定」です。というのも、業者には大きく分けて5つの工事業者が存在します。

1.リフォーム会社
2.建設会社
3.工務店
4.塗装会社
5.営業会社

ここで注目しなければならないポイントは、①から③に当たる工事業者は「塗装工事以外も対応できる」ということ。④塗装の専門会社の場合、塗装部位の判別しかできないため、塗装以外の不具合を判別できないことも多いです。

屋外の修繕は、雨漏りなども含めて塗装だけで対応できないこともよくあるため、正確に住宅を診断および修繕するのであれば、①から③の工事業者をおすすめします。

外壁塗装の見積りで確認すべき5つのチェックポイント!


外壁塗装の見積もりを工事業者に依頼すると、見積書を作成して提出してくれます。しかし、一般的な見積書とは違って専門性の高い内容となるため、正しく判断するのも難しいでしょう。

そこでここからは、見積書のなかで特に注目しておきたいポイントを解説します。

①塗装面積を確認する

見積書が提出されたら、まず確認しておかなければならない項目が「塗装面積」になります。塗装面積というのは、使用する材料や施工単価を算出するためにも用いられている項目です。

そのため、塗装面積を必要以上に多く算出している業者というのは、材料や工事単価の水増しをしている可能性があります。一見すると施工単価が安く表記されていても、塗装面積を多くして帳尻を合わせていることも考えられます。

そのため、きちんと相見積もりをしたうえで「適切な塗装面積を算出しているかどうか」を比較してみましょう。

②塗装部位を確認する

外壁塗装工事の場合「何をどこまで塗装するのか?」を事前に確認しておかなければなりません。そのため、次に確認しておきたいポイントは「塗装部位」になります。

例えば、外壁以外にも、

・雨樋
・破風板
・霧除け
・水切り板金

など、住宅にはさまざな塗装部位が存在します。きちんと塗装する場所を明確にしておかなければ、後々トラブルに発展するケースもゼロではないため、塗装部位の確認をしておきましょう。

③下地処理の内容を確認する

戸建住宅には大きく分けて「サイディング住宅」と「モルタル住宅」がありますが、経年的な劣化が進むことで、塗装だけではなく「下地処理」も必要になることを覚えておきましょう。

サイディング住宅の場合は、主にサイディングとサイディングの繋ぎ目部分や、窓などの開口部周りに「コーキング工事」が必要になります。一方で、モルタル住宅でひび割れなどが多い場合は「クラック補修(ひび割れ補修・モルタル補修)」などが必要になるケースもあります。

④塗装工程を確認する

あまり知られていないことかもしれませんが、外壁塗装は1回塗りで終了することはほとんどありません。多くの塗料メーカーの標準施工内容は、2回塗りもしくは3回塗りが基本となっています。

ただし、塗り替えのような改修工事の場合は、下塗り+上塗り1回目+上塗り2回目の計3工程で仕上げることが多いです。外壁塗装は複数の工程を重ねることで耐久性が担保されているため、塗装の工程数がきちんと明記されているかどうかも確認しましょう。

⑤塗料のランクを確認する

外壁塗装で使用する塗料には、安価な物から高価なタイプまで非常に多くの種類が存在します。そのため「どのグレードの塗料を使用するのか?」をきちんと明確にしておきましょう。

塗料の種類は大きく分けて、以下の5つの種類があります。

1.アクリル
2.ウレタン
3.シリコン
4.フッ素
5.機能性塗料

なお、近年では価格と耐久性のバランスが良い「シリコン塗料」が主流となっています。使用する塗料の種類によって、耐久性と価格が変わってくるため、どのランクを使用するのか確認するようにしてください。

外壁塗装の施工実績一覧はこちら

まとめ

外壁塗装をおこなう工事業者は非常に多いため、比較して検討するのもそれなりに労力がかかります。しかし、10年スパンの大きな工事内容となるため、失敗しないように確認すべき部分は確認するようにしましょう。

なお、今回解説した見積書の内容はもちろんのこと、価格も非常に重要な項目となるため、各業者で比較して検討することをおすすめします。

住まいる工務店は、相見積もりも大歓迎です!
専門資格を持った一流プロフェッショナルが多数在籍し、他社に負けない品質に優れた工事を行います。また、自社一気通貫工事で中間業者を挟まないため余分なマージンを省いた安価料金設定を可能にしました。工事費の削減でなく仲介手数料カットで実現した安値のため高品質・低価格が魅力です。
住まいる工務店が「選ばれる理由」はこちら

外壁のメンテナンスをお考えでしたら、お気軽にお問い合わせください。
お手軽!LINE見積もりはこちら

この記事の筆者

住まいる工務店

「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。

保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士

  • Tweeter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事