NEWS

お知らせ

間取り変更のリフォーム費用は高い?費用を抑えるポイントとは

2021年11月27日

お役立ち情報・コラム

子供の成長や生活環境の変化が起こると、従来使用していた間取りでは使い勝手が悪いと感じることがあります。

・間仕切りを取り払って一つの部屋に変えたい
・子供部屋を増やしたい
・リビングをもっと広く変えたい

など、現在の生活スタイルに合わせた住環境に変えたいものです。しかし、クロス張替えのような簡易的なリフォームではないため、どれくらいの費用がかかってくるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、間取り変更リフォームにかかる一般的な費用相場を紹介するとともに、工事費用を抑えるポイントも合わせて解説します。これから間取り変更のリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

間取り変更リフォームにかかる費用相場

お部屋の形や家の構造がそれぞれ違うように、間取り変更リフォームにも種類があります。しかし、工事予算を組むためにも「概算の費用が知りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、代表的な間取り変更リフォームの費用相場について紹介します。

軽微な間取り変更

間取り変更の内容にも非常に多くのパターンがありますが、代表的な工事の種類別費用は以下の通りです。

リフォーム内容 費用相場
間仕切り壁の造作 20~50万円
間仕切り壁の撤去 10~40万円

なお、上記の費用は、電気工事や配管工事、クロスや床工事などが発生すると費用に変動があります。また、扉を設置するのであれば、扉の増設費用も別途必要になりますので、詳細は見積もりを取って確認するようにしましょう。

大規模な間取り変更(スケルトン)

軽微な間取り変更リフォームとは違って、大規模な間取り変更となるスケルトンリフォームは、住宅内にあるすべての間仕切りや仕上材を撤去してから造作するため、自由度の高い設計が可能です。

なお、工事にかかる費用は、使用する建材のグレードによっても大きく差が開くものの、大まかな目安としては以下の通りです。

種別 費用相場
木造戸建住宅 500~2,500万円
マンション 300~1,500万円

間取り変更リフォームの費用を抑えるポイント


間取り変更のリフォームは、工事の範囲や使用する建材の種類によっても費用が開いてきます。場合によっては、非常に高額になってしまうケースもあるため「少しでも費用は抑えていきたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、間取り変更リフォームをする際の「費用を抑えるポイント」について解説します。

水回り設備の移動は避ける

大幅な間取り変更をする際に、水回り関連の位置も移動させてしまうと、必要以上に高額な工事代金になってしまう傾向にあります。というのも、水回りには給排水の配管などを接続しなければならないため、簡単に移動できるわけではありません。

特に排水関連は勾配を確保しなければ適切な排水処理ができなくなってしまうため、場合によっては床の高さを変更させるなど、工事の内容自体も大幅に変える必要が出てきます。以上のことからも、水回りは基本的に移動させないで考えるのが、費用を抑えることにつながるでしょう。

補助金・助成金の活用

リフォームの工事代金を大幅に値引きするのは、職人さんの人件費や資材費を圧迫させてしまうため、適切な工事品質が確保できなくなるのでおすすめできません。では、どのように費用を抑えていくのかといえば、国や各自治体などが実施している「補助金や助成金」などの制度を活用するということです。

例えば、2021年度では、コロナ禍の対応として「テレワーク環境整備改修」という、自宅で仕事をするためのリフォーム工事に関する補助金制度なども実施されました。これらの補助金や助成金はさまざまな種類があるため、利用できる制度は積極的に活用するようにしましょう。

相見積もりを取る

工事範囲が広がるにつれて、必要になる費用も増えていきます。しかし、工事費用を値引きだけで圧縮しようとすると、人件費はもちろんのこと、さまざまな場所にシワ寄せがいってしまい、品質の高い工事にならないケースがあります。

そのため、大幅な値引きを期待するのではなく、複数の業者さんに見積もりを依頼して、提案される内容と費用を比較検討するようにしましょう。相見積もりをすることで、各業者さんの実行費用を比較し、もっとも安い業者さんと交渉することで、無理することなく費用を抑えることができるのでおすすめです。

住まいる工務店では相見積もりも大歓迎です。見積もりは無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

まとめ

間取り変更リフォームは、軽微な工事内容から大規模な工事内容まで、非常に幅広い工事種別のひとつです。そのため、まずは目的に合わせた工事内容を検討しつつ、予算組をするようにしましょう。

なお、補助金や助成金などをうまく活用することで、想定していた予算よりも低く抑えることができるので、国や各自治体で、どのような補助金が実施されているか確認しつつ、予算を抑えるようにしてみてください。

補助金・助成金関連の記事はこちら

この記事の筆者

住まいる工務店

「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。

保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士

  • Tweeter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事