NEWS

お知らせ

テラスの屋根修理を行うときのポイント!修理方法や使用する素材とは

2021年12月19日

お役立ち情報・コラム

テラスに設置する屋根は、太陽光を遮る日よけとしての機能や雨よけとしての役割があります。急な雨が降っても濡れてしまう心配がなくなるため、実用性も高く快適性があがるでしょう。

ただし、突風や強風はもちろんのこと、落雪や雹といった落下物による影響で破損してしまうことも少なくありません。そのため、突発的にテラス屋根が壊れてしまうと「どのように修理すれば良いのか」と戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、テラス屋根が壊れてしまった場合の修理方法や、使用する屋根素材などをわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

テラス屋根の修理方法

屋根部分が破損してしまう要因は、経年的な劣化によるものや天災などさまざまです。とはいえ、破損した状態を放置することは良くないため、早期に修繕しなければなりません。

そこでここからは、壊れてしまったテラス屋根部分の「代表的な修理方法」について解説します。

屋根部分の交換

破損状況が屋根のパネル部分だけの場合、屋根のみを交換することができます。そのため、修繕費用を極力抑えたいような場合は、パネル部分のみ交換するのがいいでしょう。

ただし、交換した部分のみが新品になってしまうため、交換をしていない部位との見た目の差が出てしまうことは理解しておく必要があります。なお、部分補修のいわゆるツギハギのような見た目を望んでいない場合は、屋根部分を全交換してしまうのも一つの方法です。

テラス全体の交換

破損してしまった部位が屋根だけではなく、支柱部分にまで及んでしまっている場合、テラス全体の交換工事が必要になってきてしまいます。そのため、現状で取り付けてあるテラス屋根はすべて撤去したうえで、新しいテラス屋根を設置するようにしましょう。

なお、テラスの支柱には壁付タイプと、壁を傷めない独立タイプがありますが、交換する際はどちらでも選択することができます。また、積雪対応している支柱強度の高いタイプもあるため、ご自身の要望にあったタイプを選ぶのがおすすめです。

テラスの屋根修理で使用する代表的な素材


では次に、一般的なテラスの屋根部分に採用されている素材について学んでいきましょう。なお、テラス屋根の素材は大きく分けて以下の4つに分けることができます。

・ポリカーボネート
・塩化ビニル
・ガーデンハット
・折半屋根(金属)

ではここからは、上記の素材を個別に具体的に解説していきます。

ポリカーボネート

テラス屋根の多くで採用されている素材のひとつが「ポリカーボネート」です。ポリカーボネートは汎用性が高く、軽量かつ耐衝撃性に優れた素材です。また、最近では紫外線カットタイプなどもラインナップされているため、価格が抑えられているうえに性能も高いのが特徴です。

なお、屋根材としては主に「波板」や「平板パネル」が採用されているケースが多く、採光性も高いです。ただし、経年的な劣化によって屋根材自体が反ってしまったり、傷がつきやすいデメリットもあります。

塩化ビニル

現在の主流はポリカーボネートですが、少し前の素材として一般的だったものが「塩化ビニル」です。採光性が高く、加工性も優れているため、さまざまな部位でも採用されていた素材です。

ただし、耐久性が短く、おおむね3年程度で経年劣化してしまうのがデメリットといえるでしょう。また、現在では塩化ビニルに変わってポリカーボネートが主流となるため、基本的に使用されることはありません。

折板屋根(金属)

落雪や雹など、落下物による衝撃に強い素材としては「折半屋根(金属)」があります。テラス屋根では積雪対応タイプとして販売されていることが多く、屋根材のなかではもっとも衝撃性に強い素材となります。

ただし、ポリカーボネートのような採光性はないため、設置する環境によっては圧迫感が出てしまうこともあります。

テラスの屋根修理にかかる費用相場

テラス屋根を修理する場合、先程解説したように、工事内容や方法によっても費用相場が変わってきます。そこでここからは、工事内容別の費用相場を簡単に紹介しますので、該当する部分を参考にしてみてください。

工事内容 費用相場
屋根の部分交換 1.5~5万円
屋根の全体交換 8~20万円
支柱ごと全交換 10~30万円

屋根修理の施工実績一覧はこちら

まとめ

テラスで使用されている屋根は、多くはポリカーボネート製となるため、落雪や雹といった落下物はもちろんのこと、突風の影響によって破損してしまうこともあるでしょう。そのため、破損状況に応じて修繕することをおすすめします。

なお、天災が原因によって修繕の必要性が出た場合、火災保険を利用すれば修繕費用がまかなえるケースもあります。そのため、詳細は保険会社に確認して対応することをおすすめします。ただし、経年的な劣化による破損は認められませんので注意しましょう。

テラスの屋根修理をお考えでしたら、高品質・低価格が魅力の住まいる工務店へお気軽にお問い合わせください。
無料LINE見積もりはこちら

この記事の筆者

住まいる工務店

「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。

保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士

  • Tweeter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事