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【屋根修理のトラブル事例】トラブルを事前に防ぐための対策

2021年11月17日

お役立ち情報・コラム

普段はあまり気にして見ることの少ない屋根ですが、住宅の環境を維持するためには非常に重要な部位のひとつです。そんな屋根も、紫外線や雨風の影響によって日々劣化が進行してしまうため、どこかのタイミングではメンテナンスをしなければなりません。

しかし、屋根修理をする場合、思いもよらぬトラブルが発生するリスクがあるため、事前に「どのようなトラブルが発生しやすいのか」を把握しておく必要があります。

そこで本記事では、初めて屋根修理をする方向けに「屋根修理で多いトラブル」について解説します。後半では、トラブルを防ぐためのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

屋根修理で多いトラブルとは?

屋根の修理は、住宅を維持していくためにも必要な工事です。ただし、工事をする際にはさまざまなトラブルが潜在的に存在するため、事前に起こりうるトラブル事例は把握しておきましょう。

そこでここからは、より具体的な屋根修理のトラブル事例を紹介します。

縁切り不足による雨漏り

近年、多くの戸建住宅で採用されているスレート屋根は、塗装工事によるメンテナンスが可能な屋根材です。ただし、スレート屋根を塗装した場合「縁切り(えんぎり)」と呼ばれる、瓦と瓦の間に付着している塗料を切る作業をしなければなりません。

これを怠ってしまうと、瓦の間に塗料が埋まってしまうため、雨などが降ると水が効率よく排水されなくなってしまいます。当然、排水されない雨水は、瓦の内側へまわってしまうことからも、雨漏りにつながってしまうケースがあるため注意しましょう。

手抜き工事による塗装の剥がれ

屋根は住宅のなかでもっとも紫外線の影響を受けてしまう部位になるので、通常よりも劣化が早いです。そのため、塗装によるメンテナンスをする際には、入念な下地処理をしなければなりません。

しかし、この下地処理をきちんとしない「いわゆる手抜き工事」をされてしまうと、早期に塗装が剥がれてしまうなどのトラブルが発生してしまうため、注意しなければなりません。

植木類の汚染および破損

工事中のトラブルで多いものといえば、植木類の汚染や破損です。例えば、足場の架設をする際に、大切にしていた植木類を踏まれてしまったり、屋根の塗装中に塗料が飛散して植木を汚してしまうこともよくあるトラブル事例のひとつです。

また、塗装工事などで多い事例としては、風の強い日に屋根塗装をしてしまい、車などに塗料が飛散してしまったというケースもあります。

騒音・臭気によるご近所トラブル

屋根の修理をする際には、転落・落下を防止するための安全対策として、必ず足場の架設工事が必要になりますので、工事中は大きな騒音が出てしまいます。また、屋根工事などでは、金属加工をしたり、部材の留め付け作業をするため、機械音がすることもあるでしょう。

それ以外にも、塗装工事で使用する塗料などから発生する「臭気」が原因で、近隣の方とトラブルになってしまうケースもあるため注意が必要です。

屋根修理のトラブルを防ぐための対策


工事中はさまざまなトラブルが想定できるため、トラブルを未然に防ぐ対策をしなければなりません。とはいえ「どのような対策をすればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、トラブルを防ぐための具体的な対策について解説します。

工程写真の提出と品質保証書の発行

施工品質をきちんと確保するためには、工事が完了したあとに必ず工程写真の提出をお願いしましょう。特に屋根の場合は、足場を解体してしまうとすぐに確認することができない場所になるので、工事中の写真は非常に重要です。

また、塗装工事などをする場合は、事前に縁切り作業をするかどうかも業者さんに確認したうえで、工事後にきちんと品質保証書を発行してもらうようにしてください。

工事中は養生を徹底する

屋根の工事は高所作業になるので、さまざまな飛散物や落下物が想定できます。そのため、工事中は、植木類を避けたり、養生シートでカバーするなどして、養生を徹底する必要があります。

また、駐車スペースに止めてある車についても、施工中には必ずシートをかけるなどして対策することをおすすめします。

工事前の挨拶・周知を忘れずに

屋根の修理をする際には、騒音や臭気など、さまざまな要因でご近所の方にもご協力を頂く形となります。そのため、工事が始まる前にはきちんとご挨拶を済ませて、工事内容の周知も徹底しましょう。

あらかじめ「どのような工事をするのか」を説明することによって、工事中の大きな音などについても、ご協力いただけるようになるケースが多いです。

まとめ

屋根の修理をする際には、さまざまなトラブルが起こりえます。そのため、事前に「どのようなトラブルが起きやすいのか」をきちんと把握しておくようにしましょう。そのうえで、どのような対策が必要なのかも理解しておく必要があります。

特に、ご近隣の方への配慮は非常に重要になってきますので、きちんとご挨拶などをして、トラブルを未然に防ぐことが大切です。

住まいる工務店では、豊富な経験からトラブルを未然に防ぐことが可能です。安心してお任せください。
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この記事の筆者

住まいる工務店

「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。

保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士

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