NEWS

お知らせ

壁紙選びのポイント

2022年12月13日

お役立ち情報・コラム

壁紙を選びたいけど、種類も多いし決められない。
そんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

壁紙は生活空間の中で一番面積が広く、お部屋の雰囲気を大きく左右するとっても過言ではありません。
今回は、壁紙選びで困った時に役立つポイント、知っておきたいポイントをまとめていきます。

「どんな空間にしたいか」をイメージする

壁紙のカタログだけを見て決めるのは難しいですよね。

まずは家全体のコンセプトや好きな雰囲気(モダン、ナチュラル、シックなど)をしっかり固め、それに見合った壁紙選びを進めていく事が後悔しないポイントです。

配置する家具や雑貨、床、ドア、建具の素材感、カーテンの色なども考慮すると、よりどんな壁紙が良いのかイメージしやすくなります。

ベーシックカラーはホワイトやアイボリーなどの明度の高い色

壁紙の色であれこれ悩んでしまった時、何色でも合わせやすいのはやはり白やアイボリーなどのの白系ですね。
白系をベースカラーにすることで、シンプルかつ上品で洗練されたイメージとなり、大きな失敗は避けられます。

「無難すぎても面白くないな」と悩まれたら、凹凸など質感のある壁紙や柄物を選んでみると、まとまりが出つつも個性が出て楽しいですよ。

カタログやサンプルで見るのと実際のイメージは違う

これはよく言われてますよね。
壁紙のカタログやサンプルだけで決めてしまうと、実際の仕上がりを見た時に「 何か違う…」となりがちです。

特に白系の壁紙の仕上がりは、広い面積にして見るとかなり明るくなる傾向にあります。

また、凹凸などの質感もカタログでの見え方と実際とは異なることもございます。ですので気に入った壁紙が見つかったら、担当者に「実際の仕上がりはどんな感じになりますか?」と質問してみましょう。

※住まいる工務店にはリフォームスタイリスト(住宅リフォームのコンサルタントにおいて一定水準以上の知識と能力を持ち合わせている相談員の資格)が在籍しております😊

天井に近い部分は明るい色の壁紙を

壁紙の色は上にいくほど(天井に近いほど)明るい色を使用することで、天井が高く見えたり、空間を広く見せる効果があります。

反対に、天井近くの壁紙のトーンを暗くすると開放感は抑えられますが、落ち着きのある印象に仕上がります。

それぞれ部屋の用途やライフスタイルによって、明・暗を使い分けてみてください。

暗い色選ぶ時は、柄や模様があるものを

黒や紺などの壁紙は部分的に使うことで、空間が締まったり、奥行きが出る効果があります。

しかし、引っ掻いたり物をぶつけてしまって傷が付くと、壁紙の下の色が見えてしまい、目立ってしまいます。

ですので、暗い色や濃い色の壁紙を選ぶ際は、柄や模様が入っているものを選ぶのもおすすめです。そうすれば、傷が付いてしまってもおしゃれにカモフラージュされて、あまり目立たなくなります。

個性的・派手な壁紙は面積や使用頻度がポイント

ちょっとしたアクセントとして、個性的な柄だったり派手な色の壁紙を採用される事もあると思います。

上手に取り入れられれば、空間のセンスは一気にアップしますね。この時、気を付けたいのは個性的で派手な壁紙は狭い面積に使用するということ。例えば、収納棚やニッチの奥などに使用したり。

また、クローゼットやパントリー、トイレなど、使う時だけ見える場所に大胆な色・柄を選んでみるのもおすすめです。

アクセントクロスを効果的に採用する

「アクセントクロス」とは、壁の一部などに全体とは異なる色や柄の壁紙を取り入れること。近年人気ですね^^

アクセントクロスを上手に採用するとお部屋の雰囲気が大きく変化し、ワンランク上の空間を演出できます。

ただ、これもあまり大きな面積にすると主張しすぎてしまったり、頻繁に目にしていると視界がうるさくなってしまい、落ち着きませんね。

部屋の4面の壁ならその内の1面だけにする(窓や建具などの開口部が少ない面を選ぶのがおすすめ)、壁ではなく天井のデザインを変えてみるなど、取り入れ方を工夫するとし、お気に入りのクロスを楽しみつつ、センスある空間を楽しめますよ。

色や柄だけじゃない! 性能にも注目

壁紙には無数の色や柄が存在していますが、加えて、性能面もバラエティー豊かに揃えられています。例えば、消臭性能、耐水性能、防火性能、汚れ防止性能などです。

単なるインテリアではなく、それぞれの部屋の用途に合わせた機能性のある壁紙を選ぶことで、より新居が快適になることは間違いありません。

ぜひ性能面にも注目して、壁紙選びを進めてみてくださいね。

それでも迷ったら…

それでもどうしても決められない!という時は、ぜひお気軽に担当者に任せしてしまうのもひとつの手です。

また、もしも失敗したとしても後で貼り替えることもできますし、壁紙は年月と共に傷んでいったり、剥がれたりする消耗品です。

家全体のコンセプトや雰囲気、家具やカーテンなどの色に合わせる…といったことを考えれば、ある程度の選択肢内で選べるのではないのでしょうか。

お部屋別壁紙選びのポイント

続いては、部屋の用途ごとに「こういう壁紙を選んでみて!」というポイントをお伝えしていきます。

リビング

人が集まり、多くの時間を過ごす場所ですので好みの壁紙だと気分も上がりますが、大胆なデザインは生活の邪魔になる事も。
癒されたり、落ち着きのある色・柄を選ぶのがおすすめです。

「白の壁紙は空間が広く見える」と言われますが、リビングに関しては白過ぎても落ち着きがない空間になる事も。ですので、白系であれば少しトーンを抑えた穏やかな白をセレクトするのがおすすめです。

キッチン

どうしても汚れやすい場所ですので、キッチンの壁紙選びは機能性がとても重要です。

手入れが簡単で、清潔さを保てる色や柄を考慮し、同時に、機能性のある壁紙を選んでいくのがおすすめです。例えば、水はねや油汚れに強く、消臭機能を持っているものですね。防火性能があると尚良いです。

和室

意外と難しい和室の壁紙選び。落ち着きのある雰囲気が好まれますので、あまり主張し過ぎない和風の色や柄を取り入れたり、和紙や珪藻土、砂壁の風合いを持つ壁紙などを選ぶのもおすすめです。

トイレ

消臭機能があるもの、水はね・汚れに強い壁紙を選んでいきましょう。壁紙の色は真っ白よりも少し色や柄が入っている方が落ち着いた空間になり、人気です。

また、家全体の雰囲気に影響されない独立した場所ですので、思い切って大胆な柄や派手な色、アクセントクロスで変化を取り入れても楽しいですね。

洗面所

浴室や洗濯機などがすぐ近くにありますので、水はねや汚れに強いものを。さらに、湿気やカビにも強い性能を持った壁紙を選んでいくと快適さがアップします。

玄関・廊下

玄関や廊下は、手をついたり、荷物が当たったりなど、ほかと比べて傷や汚れが付きやすい場所です。ですので、汚れ防止や耐久性、消臭性の高い壁紙を選んでみてください。また、多くの人が行き来する場所ですので、お家の印象にも合ったものが良いですね。

子ども部屋

年齢や性別に応じて色・柄の壁紙を選びましょう。お子さんと一緒に選んでも良いですね。お子さんと選ぶ場合は、あまりに幼い壁紙にすると子どもが成長した時に合わなくなってしまいますので、将来的なこともしっかり考慮しましょう。性能としては、玄関・廊下と同じく、汚れ防止や耐久性、消臭性の高い壁紙を。アレルギーカット機能のある壁紙もおすすめです。

寝室

ゆったりと一日の疲れを取る場所なので、落ち着いた色にまとめてみましょう。人気はベージュやアイボリー系で、最近はブラウン系などシックな印象にされる方も。

性能面では、マイナスイオン機能が付いた壁紙も人気です。

 

カタログやサンプル、実際の仕上がり例などをしっかり見比べて、お住まいにマッチした、デザイン性、機能性のある壁紙選びを叶えてみてくださいね。

この記事の筆者

住まいる工務店

「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。

保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士

  • Tweeter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事