収納リフォームについて
2023年02月09日
未分類
壁面収納リフォームの特徴
こちらでは、収納リフォームの中でも大きな収納場所となる壁面収納の特徴と注意点を紹介します。
壁面収納の特徴
床から天井まで隙間なく使える壁面収納は、収納効率がよく、デザイン的にも優れたものが増えてきています。
また、壁面収納をリビングに設置することでインテリアにもなり、すっきりとスタイリッシュな印象の空間になります。
壁面収納の注意点
扉がある場合は、収納の中身が外から見えないため、中に何を収納していても部屋のデザインに悪影響がないというメリットがあります。
ただし、収納に扉をつける場合は、収納を設置するスペースだけでなく、扉を開閉するスペースも考慮する必要があります。
壁一面に大容量の収納を設置したにも関わらず、扉が電気にぶつかってしまうためデッドスペースが発生するなどということがないように計画を立てましょう。
吊り戸棚リフォームの特徴
天井のデッドスペースを活用できる吊り戸棚の特徴と注意点について紹介します。
吊り戸棚の特徴
吊り戸棚はキッチン・トイレ・洗面所などでよく見られる収納です。吊り戸棚は天井付近のデッドスペースを有効活用できるだけでなく、他の収納リフォームに比べて、後付けが簡単なことがメリットです。
吊り戸棚の注意点
吊り戸棚で最も注意するべきことは「吊り戸棚の取り付け位置」です。位置が低すぎれば、頭をぶつけてしまったり、空間に圧迫感を与えてしまったりとトラブルが発生してしまいます。また、取り付ける位置が高すぎても使うのに踏み台が必要となることもあるので、よく使用する人に合わせて吊り戸棚の取り付け位置を検討しましょう。
床下収納リフォームの特徴
ここからは、収納スペースを増設したい方におすすめの床下収納リフォームの特徴と注意点について紹介します。
床下収納の特徴
床下収納とは、住宅の床下にある空間に設置された収納スペースのことです。床下に空間さえあれば新しく作ることができるため、収納スペースをできるだけ増やしたい方や、部屋が収納家具で狭くなってしまうのを避けたいという方に人気が高まっています。
床下収納の注意点
床下収納は湿気の溜まりやすい床下に設置するため、どうしても湿気によるカビやニオイが気になりやすいです。そのため、食料品を保管する際は、湿度や温度の変化があっても腐らないもの(缶詰などの保存食)だけを保管するようにしましょう。
また、床下収納は蓋や枠に金属の部品を使用しているため、わずかとはいえ床に段差を作ってしまいます。一見大した段差ではないように見えますが、スリッパをして歩いていると、わずかな段差でも足が引っかかって躓いてしまうことがあるので注意しましょう。
クローゼット収納リフォームの特徴
最後に、収納で欠かせないクローゼットリフォームの特徴と注意点について紹介します。
クローゼットの特徴
クローゼットとは、主に洋服などを収納するためにハンガーパイプが取り付けられたスペースのことです。
ウォークイン・クローゼットとは、中に入って歩き回れるほど広いクローゼットのことを言います。
ウォークイン・クローゼットは衣類を一箇所にまとめて保管できるため、衣類の手間が省ける点が魅力です。また広さによって、衣類の他にアウトドア用品や布団などの大きな荷物を収納することも可能です。
クローゼットの注意点
クローゼットは湿気がこもりやすい場所なので、湿気対策が重要です。
中でも多くのものを収納できるウォークイン・クローゼットの場合は、吸気口と換気扇を設置しておくようにしましょう。
また、クローゼットが外壁に面している場合、結露ができやすくなります。そのため、結露対策を行うことが必要です。
まとめ
今回は代表的な収納リフォームの特徴と注意点について詳しく紹介しました。
収納リフォームは長く使っていくことを考えれば、広めに作っておく方が安心です。
また、扉の付け方を間違えてしまうと、せっかくの収納スペースが使いにくくなってしまうため、スッキリとした収納スペースを作るためにも事前に収納のことをしっかりと考えておくことが大切です。
この記事の筆者
住まいる工務店
「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。
保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士