カーポートの機能を徹底解説!商品選びのポイントとは?
2021年08月22日
お役立ち情報・コラム
エクステリア関連のなかでも、人気なリフォーム工事といえば「カーポート設置工事」になります。
そんなカーポートですが、各メーカーよりさまざまな種類が発売されているため「どの商品を選べばいいのかわからない……」という方も多いのではないでしょうか。
たしかにカーポートの場合は、一度設置をしてしまうと気軽に交換できるものでもないため、商品選びは慎重にしたいところですよね。
そこで今回は、設置後に後悔しないためにも「カーポートの機能」と「商品選びのポイント」を詳しく解説していきます。
事前に「どのような部分に気を付ければいいのか」知っておくことで失敗もなくなるため、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
カーポートの機能性
ガレージとは違って簡単に設置ができるカーポートですが、主に3つの機能性があります。
- 飛散物対策
- 紫外線対策
- 霜対策
ではここからは、これらカーポートの機能性をさらに深堀りして解説をしていきます。
飛散物対策
屋外環境で車を駐車していると、「雨」「雪」「雹」「鳥の糞」「黄砂」などの飛散物が悩みの種になりますよね。
特に雨などが降っている場合は、カーポートがあることで車の乗り降りの際にも濡れずに済むため安心です。
汚れの原因ともなる「鳥の糞」や「黄砂」「花粉」なども一定量は防げるため、洗車後にもキレイな状態を保つことができる点はメリットです。
また突発的に飛来してくる「雹」なども、カーポートがあることで車のボディが凹むのを守ってくれます。
このように、カーポートには飛散物対策の機能がありますが、いつ大きな自然災害が起こるかは予想でません。そのため、事前にカーポートの台風対策をしておきましょう。
紫外線対策
紫外線の影響を受けることで、車は経年劣化していき「日焼け」「色落ち」などの現象が起きてきます。
しかし基本的にカーポート屋根には、紫外線をカットする屋根材が使用されているため、これらの紫外線トラブルを軽減させることができます。
また、屋根の種類によっては「赤外線」などの熱線を軽減させるタイプもあるため、真夏の炎天下のなかでも車内温度の上昇を軽減させることができます。
霜対策
真夏の紫外線対策にもなるカーポートですが、真冬には「霜よけ対策」にもなります。
真冬で屋外駐車をしていると、フロントガラスに霜が降りてしまい「すぐに運転できない……」などの経験をしますよね。
霜は空気中の水蒸気がガラスに付着し、冷却されてしまうことで起きる現象ですが、カーポートを設置すれば霜が降りにくくなります。
「毎日霜取りが大変……」と感じている方などは、カーポートを設置して解決するのもいいでしょう。
カーポート選びのポイント
ひとくちにカーポートといっても、さまざまなタイプが発売されています。そのため「どれを選べばいいのかわからない……」という方も多いのではないでしょうか。
そこでここからは「カーポートを選ぶ際のポイント」を解説します。最適なカーポートを設置するためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
サイズと強度
カーポートには「駐車台数ごとに合わせたサイズ」がラインナップされています。
主に1台用から4台用までラインナップされていることが多く、どの程度スペースを確保できるかというような利用環境に応じたサイズを選ぶことができます。
また複数台おける寸法サイズのカーポートには「縦置き」と「横置き」タイプがあり、形なども選択できるため、どのように設置したいのか確認しながら選ぶようにしましょう。
またカーポートには強度があり「どの程度の風圧に耐えられるのか」があらかじめ決まっています。
商品ごとに強度も変わってくるため、台風が通過しやすい地域や、強風の吹くことが多い地域では、強度の高いものを選ぶことが重要です。
カーポートには耐用年数や交換時期の目安がありますので、しっかり確認しておきましょう。
屋根の素材
基本的に多くのカーポートに採用されている屋根材は「ポリカーボネイト製の屋根」になります。
紫外線をカットしてくれる屋根材で、オーソドックスなものとなりますが、実はこれ以外にもさまざまなタイプがあります。
紫外線以外に赤外線などの熱線も吸収する「熱線遮断タイプ」や、強化プラスチックでできたタイプ、強風や落下物にも強い「スチール製折半屋根」などさまざまです。
使用する屋根材の種類によっても変わってくるため、一番希望に合うものを選ぶようにしましょう。
柱タイプ
カーポート選びのなかでも重要な要素は「柱」になります。
一般的に柱は、軽くて丈夫かつ錆びにくいアルミや頑丈で価格を抑えられるスチールが使われています。
カーポートの柱の位置によっては、日常生活で邪魔になることもあるため注意が必要です。
主に2本支柱タイプと4本支柱タイプが主流となっているため、どの柱タイプがご自身の生活環境に合っているのか考えつつ、カーポートを選んでいきましょう。
まとめ
カーポートにはデザインや機能性など、さまざまなタイプがあります。
駐車する台数によってもサイズが変わっていくため、まずは利用する環境・設置したい場所などがどのような環境なのか把握してください。
また屋根材の種類も豊富なため、ご自身が希望している内容に合っている素材を選ぶようにしましょう。
住まいる工務店では、カーポート・ガレージの修理・取替え・新設工事を承っております。
この記事の筆者
住まいる工務店
「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。
保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士