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近年、外壁で使用する塗料も高性能化してきているため、一度塗り替えをしてしまえば10年以上は外壁塗装をする必要がありません。そのため、色選びに失敗してしまうと10年は同じ色で過ごすことになるため、慎重に選ぶ必要があります。

そんな失敗を避けたい外壁塗装の色選びですが、なかでも人気な配色が「ツートンカラー」になります。おしゃれな外観を再現できる配色になるため、塗り替える際にはツートンカラーにしたいと考える方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、外壁塗装でツートンカラーを採用する場合の注意点を解説します。また、色選びをする際のポイントも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

外壁塗装でツートンカラーにする際の注意点

色選びに慣れていない方が「感覚」のみで決めてしまうと失敗する原因となります。本来、建物の外壁をおしゃれなツートンカラーで仕上げるためには、いくつか注意しなければなりません。

そこでここからは、外壁をツートンカラーにする場合の注意点を解説します。

建物全体の配色

外壁塗装をする際の選びになるため「外壁のみ」に着目してしまいがちですが、これでは失敗する原因となります。一般的な建物の主要パーツには、大きく分けて外壁・屋根・付帯部の3つに分けることができます。

さらに、色を変更できない部分に、窓などのサッシも含まれてくるため、全体のバランスを考えて配色しなければなりません。視点を外壁だけに狭めることなく、建物全体の印象を考えて配色するようにしましょう。

配色の比率

建物全体の配色やツートンカラーで仕上げる際に注意しなければならないポイントが「配色の比率」になります。この比率を間違えてしまうと、建物の印象が重くなってしまったりするため注意しましょう。

なお、一般的なツートンカラーの比率は「6:4」や「7:3」で仕上げることが多いです。そのため、配色の比率に迷った場合はこの比率を基準にしつつ、色のバランスを取って失敗を避けるようにしましょう。

外壁塗装のツートンカラーを成功させるポイント

建物の印象を大きく変えることができる外壁塗装ですが、慎重に色選びをしなければなりません。とはいえ、具体的にどのように選べば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、外壁塗装のツートンカラーを成功させるためのポイントについて解説します。

同系色で分ける

ツートンカラーの場合、ベースとなるカラーとかけ離れた色を選んでしまうと、失敗してしまう原因となります。そのため、失敗しない配色にするためには、同系色の色を採用するようにしましょう。

例えばベースカラーに薄いアイボリーを採用したい場合、同系統のブラウンや濃いベーシュなどが同系色になるため、建物のバランス的にも合うでしょう。一方で、緑系統や赤系統など、ベースカラーに相反する色味を採用してしまうと、失敗する原因となるため注意しましょう。

迷ったらセパレーションカラーを検討しよう！

ツートンカラーで仕上げる場合には、先ほども解説した「配色の比率」に注意しなければなりません。しかし、初めて色選びをする方や慣れていない方にとっては、どのように分けて塗装をすれば良いのか迷ってしまうケースも少なくありません。

このように、配色比率で迷った場合でおすすめなのが、セパレーションカラーにしてしまうということです。建物を上下に分けてツートンにしてしまうことで、丁度良い配色比率になるためおすすめです。

失敗しないためにカラーシミュレーションをする

外壁塗装で色決めをする際には、ここまでに解説した内容を踏まえた上で選ぶ必要があります。しかし、実際のイメージが付かないまま色選びが進んでしまうと、本来望んでいる仕上がりにならないことも多いです。

そのため、より実際の完成イメージを付けるためにも、色選びの段階でカラーシミュレーションを実施するようにしましょう。このカラーシミュレーションを利用することで、完成後のイメージも簡単に付けることができるためおすすめです。

「外壁塗装の色は何で選ぶ？失敗しないためのポイントを解説」の記事はこちら

まとめ

外壁塗装で選べるカラーバリエーションは非常に多いため、色選びで悩んでしまうことも多いです。特にツートンカラーのようにおしゃれに仕上げようとする場合、配色や比率などにも気を付けなければいけないため、難しいと感じることも多いでしょう。

そのような時は、プロと相談しながらカラーシミュレーションを活用して、工事後の完成イメージを付けるようにしましょう。なお、カラーシミュレーションはあくまでイメージになりますので、実際の色味とは若干異なることには注意してください。

住まいる工務店では、外壁塗装のツートンカラーも承っております！お客様のご希望通りになるようしっかりお打ち合わせさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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