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IHとガスコンロ比較

2023年06月01日

お役立ち情報・コラム

ガスコンロとIH

1990年、IHクッキングヒーターが調理器具として新たに登場しました。
その当時は、ガスコンロが普及しておりIHを利用する人はさほど多くはありませんでしたが、最近ではIHを利用する人も増えてきていますね。
なのでリフォームの際に、IHにするかどうか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、IHがどのようなものなのか、使い勝手は良いのか、電気代はどのくらいかかるのかがよくわからず決断できない事もあると思います。
こちらではIHとガスコンロのメリット・デメリットをご紹介いたします。
ぜひぴったりの調理器具を探してみてください。

便利さと安全面の高いIH。デメリットは?

IHの利点は「利便性」と「安全性」です。ただ、当然ですがIHにもデメリットがあり、ガスコンロが勝る点もあるので、ぜひご一読ください。

IHとガスコンロの安全面を比較

まず、IHとガスコンロの違いは火を使うか使わないかです。
IHは電気で使える調理器具のため、ガスコンロと比べると圧倒的に火事になる恐れが少ないです。
ガスコンロだと、コンロ近くの燃えやすいキッチンペーパーやフキンなどが燃え移ってしまうなどの危険性がありますが、IHではそのような心配はありません。
また、ガスコンロでよくある空焚き、ガス漏れもIHにはありません。
安全面ではIHがガスコンロに圧勝といえるでしょう。

お手入れのしやすさ比較

ガスコンロの掃除をしたことがある方は実感していると思いますが、ガスコンロは形状が複雑なこともあり油汚れを落とすのが大変です。 そのため、日々のお掃除に苦労している方も多いのではないでしょうか。 IHは、形状が平らなため天板を拭き取るだけで掃除は終わりです。水蒸気が発生するガスコンロと違い、IHは水蒸気がでないため水垢などもつきにくく、その面でもお手入れはしやすいです。

熱のこもりにくさ比較

夏場にキッチンに立って料理をするのは暑いですね。これはガスコンロから発生する湯気が熱いためです。
IHは火を使わないので、ガスコンロよりも熱が籠りにくく夏場でも料理がしやすくなるといえます。

毎日発生する費用の比較

調理器具は毎日使用するため、費用面が気になるところです。
ガスコンロの場合、昼間使用しても夜使用しても使用料金は同額です。
また、住む場所によっては都市ガスとプロパンガスがありますが、プロパンガスの方が割高になってきます。
一方でIHは電気を使用しますが、電気料金は昼間は高くて夜間が安いというプランもあるので、そのプランを利用して賢く使うことで電気代を抑えることもできます。

微調整のしやすさ比較

ガスコンロは微妙な火加減が得意な調理器具といえます。
例えば中華鍋を使った本格中華料理を作りたい方や、こまめに火加減を調節しながら料理をしたいという方だとガスコンロの方が使いやすいでしょう。
なぜなら、IHは鍋が接していることで温まる仕様になっているので、微妙な調整をしたり中華鍋を煽ったりといった料理は難しいです。
また、鍋やフライパンもIH対応のものを選んで購入しないといけないので、今持っている調理器具が使えない可能性もあります。

自分に合った調理器具を

IHにするかガスコンロにするかは、自分たちにとってどちらの調理器具が合っているかで決めることが大切です。
友人が使っているからなんとなく自分もIHにする、という考えでIHにすると実際に使用する時に使いづらい恐れがあります。
キッチンは毎日使用するので、コンロ以外の食洗機やシンクなども毎日使う上で自分が使いやすいような仕様にすることが大切です。
キッチンのデザインや使い勝手、自分に合った仕様が何か悩んでいる方は、担当者にご相談ください。
困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。

この記事の筆者

住まいる工務店

「住まいる工務店」は、業界歴15年、住宅リフォーム工事を中心とした各種内外装リフォーム全般(塗装工事/外壁工事/屋根工事/水廻り改修/室内リフォーム/設備機器交換/エクステリア/不用品処分/他)を行っております。親切丁寧をモットーに、小さな修理から大規模な改修まで、住まいに関するお悩みに寄り添います。快適な暮らしを支える住環境のパートナーとして、末長くお付き合いさせていただけたらと思います。従業員一同、感謝の気持ちを胸に、日々の業務に取り組んでいます。

保有資格:1級建築施工管理技士/1級塗装技能士/リフォームスタイリスト/雨漏れ診断士

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